東京製鐵の環境リサイクル事業
私たち東京製鐵は創業以来、リサイクルのリーディングカンパニーとして電気炉による鉄スクラップの高度利用の促進を通じ、高品質な鉄鋼製品を社会に供給してまいりました。近年では、高級スクラップに頼ることなく、市中老廃屑である一般ヘビースクラップを主原料に、より付加価値の高い鉄鋼製品へと循環させる「アップサイクル」の実現に向けた研究開発、取引先企業様の使用済み製品より発生する鉄スクラップを原料として再び同じ取引先企業様向けに鉄鋼製品を製造販売する循環型取引等を進めています。
こうした当社独自の高度なリサイクルの取り組みを通じて培った世界最高水準の操業技術をフル活用し、電気炉での廃棄物の無害化処理を適切かつ低コストで行うことで、循環型社会の実現へ向けてより一層貢献していきます。
現時点で乾電池のリサイクルを行っているのは岡山工場のみです。
乾電池には『鉄』『マンガン』『亜鉛』『炭素』といった貴重な資源が使われています。毎年一人当たり0.5kgの乾電池が使われ、その多くがリサイクルされること無く、埋立処理をされています。
この貴重な資源を製鋼用電気炉を有効に活用することにより、従来行われていた廃乾電池リサイクルより高効率・低コストで新たな製品に生まれ変わらせます。
乾電池リサイクルについては、岡山工場の資材課までお問い合わせいただきます様お願いいたします。
従来、処理(リサイクル)できる産業廃棄物は乾電池のみでしたが、令和4年5月20日付けで廃プラスチック類及び金属くずについては、乾電池の限定が解除されたため、乾電池の他、該当する品目についても、岡山工場の資材課までお問い合わせいただきます様お願いいたします。
岡山工場資材課 環境リサイクル事業担当
TEL.086-455-8635 / 086-455-7154 FAX.086-455-3105