HISTORY

東京製鐵の歴史

OUR THEME

ニーズに応えうる
企業パワーの拡充

東京製鐵は1934年出発いたしました。
以来半世紀、鉄の生産に携わり、
世界最大級の電炉メーカーに成長。
H形鋼・異形棒鋼を主力に各種の形鋼、
さらに近年では時代の要請に応えて
ホットコイル・酸洗鋼板・表面処理鋼板等の
鋼板類と鋼矢板など
ユーザーニーズに応えられる幅広い製品を
送り出してまいりました。
最新設備の積極的な導入と工場の集約化、
そして可能性を生み出すエンジニアの養成。
高度化・多様化するニーズに応え、
新たな成果を生み出し続けております。

HISTORY

歴史

激動と成長の始動期

1934年創立。
時代が大きく揺れ動くなか、東京・千住に第1号平炉を完成。そして小形・中形工場からスタートした東京製鐵は、時代の息吹を感じつつ、たゆまぬ努力でその規模を拡大。
激動の時代にその基盤を築き、あらゆる基幹産業に応えうる鉄を供給すべく東京製鐵は、着実に歩み始めました。

拡張と革新の成長期

大形形鋼を造り出す岡山工場、電気炉を備えた九州・高松工場を次々に完成。さらに連続鋳造設備など新たな技術を導入。高度成長時代を迎え、急速な業務拡張と積極的な技術革新によるその成長は、今日の東京製鐵への大きなステップとなりました。

確立と未来創造期

電炉メーカートップの地位を確立。
そしていま、世界に先駆ける技術を導入、時代の要請に応えて様々な新製品を開発することで、鉄の新たな時代を提案しております。
つねに大きく、すでに先へ、可能性の枠を超えて、未来を見つめて、チャレンジしてまいります。

DETAIL

沿革

1934年11月
資本金100万円にて各種鋼材の製造販売を目的として東京都足立区に設立。(設立1934年11月23日)以後、平炉2基、電気炉1基、中形及び小形圧延工場で各種特殊鋼の生産従事。
1953年3月
東亜鋼管工業(株)(資本金250万円)を吸収合併。
1960年7月
岡山県倉敷市に工場誘致条例にもとづき工場用地(約50万3,000平方メートル)取得。
1962年10月
岡山工場第1号平炉完成、操業開始。以後120トン平炉5基、中形及び小形圧延設備
完成、中形及び小形形鋼の生産従事。
1969年1月
岡山工場大形圧延工場完成、H形鋼の生産開始。
1969年2月
(株)土佐電気製鋼所より同社高知工場の譲渡を受け、当社高知工場として生産開始。
1970年2月
福岡県北九州市に工場用地(約15万4,000平方メートル)取得。
1971年9月
大丸製鋼(株)(資本金500万円、1969年7月以降当社が全株式を取得所有)を吸収合併、当社の九州工場として操業開始。
1971年11月
九州工場の50トン電気炉2基、連続鋳造設備2基完成、設備の更新合理化を完了、生産開始。
1973年2月
九州工場中形圧延工場完成、中形形鋼の生産開始。
1973年6月
岡山工場連続鋳造設備完成、操業開始。
1974年5月
本社を東京都足立区より千代田区に移転。
1974年7月
東京証券取引所市場第二部上場。
1975年12月
(株)土佐電気製鋼所を吸収合併、当社の高松工場として生産開始。
1976年9月
東京証券取引所市場第一部上場、大阪証券取引所市場第一部上場。
1977年12月
岡山工場平炉操業停止。
1978年1月
江戸川工場閉鎖。
1978年4月
岡山工場第1号、第2号140トン電気炉完成、操業開始。
1978年12月
岡山工場中形形鋼工場改造工事完成、生産開始。
1979年1月
岡山工場小形棒鋼工場完成、生産開始。
1979年4月
大阪営業所開設、高知工場ビーム・ブランク鋳込み成功。
1979年9月
千住工場大・中形形鋼工場改造工事完成、生産開始。
1984年7月
九州工場大形圧延工場完成、大形H形鋼、ユニバーサル・プレートの生産開始。
1986年1月
千住工場閉鎖。
1987年3月
高知工場閉鎖。
1987年4月
大阪営業所を大阪支社に改称、アメージング(株)(子会社)設立。
1989年8月
九州工場130トン直流電気炉完成、操業開始。
1991年10月
岡山工場熱延広幅帯鋼圧延工場完成、ホットコイルの生産開始。
1992年4月
岡山工場熱延広幅帯鋼製鋼工場(150トン直流電気炉)完成、操業開始。
1992年12月
栃木県宇都宮市に工場用地(約14万7,000平方メートル)取得。
1994年2月
九州工場大形圧延工場で鋼矢板の生産開始。
1994年4月
名古屋支社、九州支社及び広島営業所、高松営業所開設。
1995年4月
岡山工場熱延広幅帯鋼酸洗設備完成、酸洗コイルの生産開始。
1995年8月
宇都宮工場圧延工場完成、生産開始。
1995年11月
宇都宮工場製鋼工場完成、操業開始。
1996年10月
高松工場60トン直流電気炉完成、棒鋼圧延設備更新、生産開始。
1997年2月
高松工場線材圧延設備完成、生産開始。
1997年3月
岡山工場冷延設備及び表面処理設備完成、溶融亜鉛めっきコイルの生産開始。
1999年4月
宇都宮営業所開設。
1999年11月
九州支社を九州営業所に改称、広島営業所を大阪支社に統合。
2000年1月
全工場でISO9002(品質システム)取得完了。
2001年11月
全工場でISO14001(環境マネジメントシステム)取得完了。
2003年8月
全工場でISO9001(品質システム2000年版)取得完了。
2004年6月
名古屋支社を大阪支社に統合。
2004年9月
岡山工場レベラーシャーライン設備完成、カットシートの生産開始。
2004年11月
高松営業所を大阪支社に統合。
2005年4月
九州工場にて厚板製造設備の新設工事に着手。
2005年9月
愛知県田原市に新工場用地(104ha)の取得決定。
2007年1月
九州工場厚板製造設備完成。
2007年4月
田原工場用地の取得を完了し、新工場建設に着手。
2008年1月
岡山営業所開設
2009年4月
田原営業所開設、大阪支社を大阪営業所に改称。
2009年11月
田原工場熱延広幅帯鋼圧延工場完成、ホットコイルの生産開始。
2009年12月
田原工場レベラーシャーライン設備完成、カットシートの生産開始。
2010年3月
田原工場角形鋼管設備完成、生産開始。
2010年6月
田原工場製鋼工場操業開始。
2011年8月
田原工場熱延広幅帯鋼酸洗設備完成、酸洗コイルの生産開始。
2012年3月
高松工場生産停止。
2012年4月
高松鉄鋼センター開設。
2013年4月
大阪営業所、田原営業所を廃止し、大阪支店、名古屋支店開設。
2015年4月
九州営業所を廃止し、九州支店開設。
2017年6月
長期環境ビジョン「Tokyo Steel EcoVision 2050」を発表。
2018年1月
岡山工場No.4CCM設備設置及び稼働。
2020年8月
宇都宮工場隣接土地66,100㎡の取得を決定
2021年6月
長期環境ビジョン「Tokyo Steel EcoVision 2050」を改定。
2021年7月
国内4工場における太陽光発電設備完成。
2022年6月
名古屋サテライトヤード開設。
2022年12月
岡山工場熱延工場再稼動。